李乐の収入は決して低くない。夫妻の年収はあわせて40万元。他、副業収入が10万元ほどある。しかし、収入が支出を補うことができない。先ず、毎月1万元程の住宅ローンの返済が必要。年間で12万元。自家用車の保険と維持費が毎月2000元強、年間で3万元程。4歳になる娘の幼稚園費は月4000元。先生へのプレゼント代を合わせると、年間5万元ほど必要。家庭の生活費は月5000元程、年間で約6万元。夫婦共に外資企業で働き、英語やその他勉強に年4万元程を費やす。その他ぜいたく品への消費が年約5万元。全てあわせて年間固定消費は35万元程。現在最も心配なのが、将来の医療費、養育費、介護費だ。
なぜ中産階級はこうも厳しい生活を強いられているのか。彼らは一線都市で10年ほど努力し、現在の富を築き上げた。しかし、歳を重ねるにつれ、体力面でも精神面でも若者に敵わなくなり、将来彼らの発展の余地は限られているといえる。ある北京のCBDで働く外資企業のマネージャーは「若者は一心不乱に仕事に取り組めばよいが、我々は就業後、子供や老人の世話をしなければならない」と言う。ここ数年給料は変わらず、彼は日に日に、蓄財のペースが遅くなっていると感じている。
中産階級は、具合の悪い状況に置かれている。部屋や車を購入し、子供をそれなりの学校に通わせなければならない。部屋は賃貸、通勤は地下鉄の生活では、同僚の信任が得られない。両親の世話をし、介護費や医療費を負担しながら、子供の留学費用も準備しなければならない。これらに加え中産階級の人々を憤らせるのは、現在の生活を維持するための費用、例えば旅行、勉強、社交、外での食事、奢侈品の購入等。生活必需品ではないが、人間関係を維持するには必要なものだ。
将来に対する不安も、中産階級を困惑させている。彼らがリタイア後も現在と同レベルの生活を送れるという保証はない。彼らは自分の知識や技術によって給料を得ており、会社を辞めれば、収入源は大きく減る。
The Chinese Dreamの作者Helen Wangは、中国の中産階級を、「年収1〜6万米ドル(約6.3万〜37万元)」と定義する。但し、中国の生活コストは各都市で差があるため、収入の1/3の可処分所得のある家庭は中産階級であると言える。現在、彼らの人口は約3億人で、全人口の25%、都市人口の50%を占める。大部分が都市部で生活し、大学教育を受け、安定的な仕事がある。年齢は20〜50歳の間、多くが部屋を持ち、アメリカ人が持っているものを自分も持ちたいと感じている。彼らはここ15〜20年の間に出現した。今後、中産階級の規模は7-8億人、全人口の50-60%まで増加するだろう。
http://biz.cn.yahoo.com/ypen/20120516/1050714.html
http://www.ibtimes.com.cn/articles/20120427/92867.htm
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